日常語り。たまに創作。
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私は英国を愛している。
紅茶に英国ミステリー、英国の児童書、皮肉文化、ガーデニング、枚挙にいとまがない程にその理由はある。
2011年夏、私は英国へ行った。
2週間の、短期留学。
オックスフォードで簡単な英語の授業があるだけ。後はほとんど、観光だ。
バイトをした。派遣もした。お金を稼いで、使わずに貯めた。
当時学生の私としては、頑張ったつもりだ。
そのお金で、憧れの英国へ行った。
英国の地を踏んだ。
涙が出た。
あまりにも自分の心が、動かないことに。
目の前で、英国に何の思い入れもない友人が、とてつもなくはしゃいでいる。
私は、実感が湧かない。
分かっていた。自らがあの、英国に居ることは。自らの力でようやっと、辿り着いたことは。小学生の頃からの夢が、叶ったことは。
だけれども、私の心は、”嬉しい””楽しい”そんな感情を芽生えさせてくれない。
それも、分かっていた。自らの心が、凍り付く寸前であることは。
こんなにも。
念願かなって、愛する英国の地を踏んで、ー実のところ、1人の親友さえ失ってー
心は、これ以上ない程に、高揚するはずだったのに。
ショックだった。
人前で決して涙を見せない私が、バスの中で頬を濡らす程には。
それでも少しは嬉しかった。達成感が微塵も無かったわけでもないだろう。
だから、一応は良い思い出もある、と思う。
がしかし、やはりというべきか、私の中での英国旅行は、思い出すと胸が痛くなる、そんなものになっている。
憧れの、英国。

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プロフィール
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英
性別:
非公開
趣味:
読書・漫画・写真・映画・料理 etc etc...
自己紹介:
双極性障害(躁鬱病)と診断されています。
徒然なるままに書いていこうかと。
ゆるゆる、良ければお付き合いくださいまし。
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