日常語り。たまに創作。
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精神科の病気について...。
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本日は幾冊かの本を、少しずつ読んだ。
実は私は、物書きを夢見るほどに、書物というものに愛着が湧いている。
だがしかし、だからだろうか、調子を崩してからというもの全く本が読めない。
明らかな脳の衰えによって、理解が出来ないのだ。
文字を負う早さも年々落ち、確認行為でさえ出始める。
確認行為とは私の場合、文字を一文字一文字穴が開くほど見て確かめる、一単語の意味を何度も考え確認する、というようなものだ。
いちいちそんなことをしていては、一向に頁は進まないし、理解にも程遠い。
このことは、病状の中でも特に私を苦しめている。
もちろん読むだけでは無くて、書くこともそしてテレビを見たり雑誌を捲ったりすることさえも、私を疲れさせるのだからたまったものではない。
ある時一日だけ、軽い文章ではあるが、すらすら頭に入り面白いと感じたことがあった。
その時は柄にもなく、自室でスキップでもしそうなほどに喜んだ。
エビリファイは確かに効果が出ている。
最近の私は、健康だった頃には程遠いものの、本が読めている。
ぱらぱらと捲るだけだとしても概要をつかむ位は出来ているし、調子のいい時は一つ一つの文章を追える。
その為の術を一つ考え付いたのも、無関係ではないだろう。
それは、音読である。
声に出して読むと、一言一句が耳から聞こえてくるので理解が少し早くなる。
読めない部分というのは、あまりにも少ないのだと気付かされる。
繰り返し読むのは疲れるので、いちいち読み直さずに済む。
十割で読むのではなく七、八割で良いのだと思い出させてくれるのだ。
ただ、喉が痛くなり疲れやすいのが玉に瑕だが。
これらは私にとって、特筆すべき快挙ともいえる。
それほどの進歩だ。
それだけで、私の毎日は彩られるような気がする。
昔の私が少しずつ取り戻される気がする。
ただ、まだまだ覚束ない。
一冊丸々を読むには至っていないし、すぐに疲れてしまう。
書くことに関しては全くうまくいかない。これは辛い。
やはり、リハビリは必要なのだろう。
単語力も思考力も、構成力や文章力も、あらゆることをこれからまた身に着けていかなければならない。
それは気の遠くなるような話だけれど、少しずつ少しずつ、ゆっくりと励んでいきたい。

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プロフィール
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自己紹介:
双極性障害(躁鬱病)と診断されています。
徒然なるままに書いていこうかと。
ゆるゆる、良ければお付き合いくださいまし。
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